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輪島塗万年筆の製作ストーリー 150

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世界の一流品に学ぶ事(1)

日本の伝統工芸やそのわざは、古来その品を届ける相手云わばユーザーを意識して作ってきた。
そんな中で技術だけではなくその意匠デザインも文化が加味された仕事がされている。

私は、漆の中でも蒔絵という仕事に興味を持ったのは、その事が古来からの名品に見えたからである。
小さいながら、江戸寛政年間からコツコツ漆業を繋いで来た工房を、蒔絵という仕事にシフトさせたのもそれが所以であり、世界に繋がっていく為にも、そこが重要であると思ったからだ。

長年周囲の漆に関わる環境を見ていると、漆芸をはじめとする伝統工芸は仲介者や商人に頼る状況が制作の現場まで変化させている事に危惧を感じて、産地の中でも色々な場で話をしてきたが、何も変化が見られない20年以上が経ってしまい、独自に海外に出向く事をここ10年ほどやってきた。

世界のものづくりは、今だに基本を大切にしていたから現在がある事を目にしてきた。
それは、エルメスやカルティエのブランドだけではなく、機械式時計や高級万年筆の制作の場は流石である。
しかも、それらは市場(個人ユーザーまで)を見据えた商品や仕事である。
技術を誇りにしてきた日本、日本を代表するメーカーは世界では名前は知られても商品そのものが二流になってしまっている事に自覚がない。
世界の一流のものづくりをもう一度しっかり見て欲しい。それはメーカーだけではなく、日本のものづくりを紹介しようとする紹介者にも、日本のものづくりの本来の良さがどこにあるかをしっかり見据えて、応援してもらいたいものだ。

(続く)

日本のものづくりの原点を目指すため、海外と繋がる
iPhoneケースの制作工房は世界と繋がっている

2015-08-08 08:07:23

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陶胎漆器と輪島塗

NHK朝ドラ「まれ」でとり上げられた、業界上げて取組む「陶胎漆器」の事について一言。

漆塗として唯一国指定の文化財に認定された「輪島塗」の技術を大事にする産地が、新しいモノづくりとして選んだモノが「陶胎漆器」では????である。
しかも、陶器に漆や漆装飾する理由として役者に語らせた事が、次の事???
輪島塗の木の素地では作りにくい自由な形状が陶器素地で得られる。
陶器の冷たい素地を漆で和らげる。
従来なかった新しい模様デザイン。(だったらあの模様は????)

陶器のような自由な曲面構成では、輪島塗の技術の認定要件からしてほぼ無理。
布着せは当然だが、何層にも重ねられる「地の粉」と漆による下地工程が無理。
輪島塗は落下による痛みが軽減されるように工夫されているのに、素地が陶器ではその良さも無し。

漆や漆器のことを少し知っているものは、これらは常識の範疇で、まさか陶器の素地を「まれ」に選ぶなんて????

しかも漆は、化学塗料よりも素地の質感 特に温感を伝え易いのです。
だから、木を素地にするのは、木の質感や温もりを持つ人の手に伝えやすくしているのです。
ですが、木は断熱性があり、陶器の器よりも漆器は汁などが冷めにくい。それを良さとしている。

素地を陶器に、輪島塗の難しいチャレンジ????
輪島塗のような認定に縛られた産地ではなく、漆の塗りや吹付けによる技術を特徴にした産地が充分手がけている手法で、なんで輪島の産地が組合一丸になって??????

しかも、一人前の肩をいからした蒔絵職人が、塗師屋からデザインをもらって仕事をするなんて、ありえない事。蒔絵職人は技術だけではなくデザイン力が命です。過去にも現在もありえない事だが????

漆器にこだわる、また認定された文化財の冠に縛られる業界では、新しいチャレンジや世界のものづくりと繋がる事が難しいから、あえて職人たちが世界と向き合っているのに・・・・。
NHK担当プロデューサーに何も伝えない言わない産地業界は?????

それは、私は大切にしたいのは、輪島塗の認定技術その工程による漆器ではないという事です。

だったら輪島塗の技術や産地の事を気にする必要が無いと思われるかもしれませんが、

是非ともご理解頂きたいのですが 産地の技術専門分野の職人の連携があってこそ、色々な分野や緻密なわざと繋がり得るので、その技の基盤が輪島塗の技術なのです。輪島はそんな専門職に分業化された貴重な職人集団が今でも存在している唯一の産地である事。

目指す方向を同じにする人達とのものづくりの連携で、その最善を尽くし得る懐深い職人技です。それこそが輪島の産地の誇れる事です。
漆ProのProはプロダクツ(製品)から付けたブランド名で、漆の技術を現代の世界の製品と繋がりたい。
そんな思いを大切にしています。それが江戸時代からの工房の意地みたいなもの(笑)



今後は、もう少し肩の力を抜いて書いていきますので、お付き合いください。

2015-08-06 17:57:48

NHK朝ドラでの輪島塗のこと

江戸時代からの工房の藏中

NHKファン、朝ドラファン、輪島塗や漆芸に関わる者として、どうしても我慢ならず、ブログ始めました。

NHK朝ドラ「マッサン」次は、輪島塗だ と半信半疑だけれど少しは期待していたのです。
今まで静観していたのですが、ここまでされたら、黙っておれない。
こんな書かれ方されたら、輪島塗や輪島のものづくりの本当の魅力が何も表現されていない。それだけでなく間違った表現が多く、これはNHKの番組プロデューサーだけの問題だけではなく、業界の認識不足や危機管理のなさが浮き彫りになっている。

30年以上前から業界で発言してきたが、輪島のような産地がどの様にして成り立ってきたか、先達の人達が時局を見据えて巧みに産地を守って育てて来たのか、大切な要点を見失っていたようだ。

そこで、漆の事に関心を持ってサイトにたどりつかれた方達に、伝統の技を守っている産地の職人を代表して、漆の事や金沢(工芸)の本当の魅力を書いていこうと思います。

よろしくお願いします。

2015-08-06 15:16:11

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